タクシーの仕事>お客様とトラブラない最低限の方法

◆お客様とトラブルを起こさない最低限の方法。
１度お客様とトラブルを起こせば、嫌な気分のまま次のお客様をお迎えしなければなりません。こんな日に限って売り上げが悪いものです、不思議と。運転手の側に落ち度がなくても、理由も無くケチつけてくる変なお客様もいます。私の場合、そんな嫌な気分のときは、そのお客様が降りたあと、しばらく走り去り、窓を閉めて本人に聞こえないように大声で怒鳴ってやります。非常にスッキリします。トラブル起こさないためには、言葉遣いはもちろんですが、返答の仕方が鍵です。
「絶対・確実」という言葉はできるだけ控えてください。

例�@　この先の道路がたとえ混んで無いと分かっても「この時間は絶対スイてますから大丈夫ですよ」とは言わないように。お客様にとってみれば、道のプロが言うのだから、１００％信じきってしまうでしょう。万が一混んでいたら、大変なことになります。

例�A　「この距離ならば●●円以内で行けますよ」とは言わないように。運転手の言った金額を超えた場合、料金トラブルになるのは明白ですね。

例�B　お客様「いつもタクシーよく使うんだけど、ここからだったら東京駅まで３０分でいけるよね？」と聞いてきた。タクシーを頻繁にご利用するお客様の言うことはほぼ正しいだろうが、私ならばそうだと知ってても、あえて「そうですね、混んでるかもしれませんから、もう５分は余計にみておいてください」と言いますね。そう言っておいたほうが運転手にとっての心理的プレッシャーも軽減されるはず。そのあたりは臨機応変に。