タクシーの仕事>教えます！実技試験の落とし穴

◆タクシードライバーになるための第一関門。二種免許ですね。教習費用はタクシー会社のほうで全額負担してくれるのが普通のようです。ただし、私の会社のように２年以内に退社した場合は費用は会社に返還しなきゃいけません。そのあたりは各会社によって違いますので確認してください。二種免許の実技試験では、当然ながら、普通一種の時よりも高度な運転技量が要求されます。運転技量と言うよりは、むしろ注意力が試されると思ってください。

◆私は２度目で合格しましたが、１度目で不合格だった原因がその場では分かりませんでした。もちろんそうです、コース上では自分は何ら問題なく普通に安全運転していたつもりですから。しばらくして教官に指摘されました。では私が経験した二種免許実技の落とし穴を２つ紹介します。

　
　�@交差点で自分が右折する際、左折しようとしている対向車と出くわした場合です。このときは当然左折が優先ですね。ですが試験のときは、教官の「右折してください」の声だけに気をとられ、目前の左折車両より先に右折してしまい、ここで減点。今思えば、故意に左折車両を待機させていたのでは？と思います。２回目の試験の時も全く同じ状況に出くわしましたから、偶然じゃないと思います。まんまと罠にハマりました。

　�A特に標識や信号の無い前方の道幅広い優先道路を横切る場合。私が横切ろうとした時、十分徐行して左右確認して車両が来てなかったので、ゆっくりと安全速度で横断しました。日常ならばこの運転で良いかと思われますが、じつはここで減点。教官曰く「止まれの標識が無くても一時停止」だと。

ちょっと意地悪な試験かも。