タクシーの仕事>これが稼ぐコツ！お客様の流れをつかめ！

タクシーで稼ぐ方法、コツを伝授！まだまだ続きます。
◆「考えて走れ」です。

　忘れちゃいけないのが平日の通勤時間帯の走り方です。こんな渋滞している時間帯に幹線道路を空車で走るのは非常に効率悪いです。この時間帯は自宅から最寄駅まで、自宅から最寄の病院までといった具合にお客様が忙しく流れてます。マンション、集合住宅の付近を中心に流してください。次々にお客様が姿を現しますから。あと、バス停付近通過する際は注意して見ていてください。バスに乗り遅れた人が、仕方なくタクシー使う場合も多いですよ。あと、急に雨が降った場合も同じです。突然の雨はチャンスです！

◆私の体験談ですが、数年前の夜に東京に突然大雪が降った日がありました。ちょうどその日は渋谷近辺を流して運転していました。こんな大雪は想定外でしたので、通常のノーマルタイヤで運転していました。２〜３時間ほど降り続いたころでしょうか、電車もストップし、辺り一面にお客様が溢れかえっています。バブルの頃は毎晩がこんな状況だったのでしょうね。すると突然、ブレーキかけるたびにスリップするようになり、運転の限界を感じ、あわてて回送にして会社に帰庫するところに「乗せてくれ〜」とお客様が走ってきました。ドア開けると「電車止まっちゃったみたいで、小田原までお願いできますかね」と。その瞬間私の心は揺れ動きました。その人は小田原の自宅まで乗っていきたかったそうです。ですが私は安全運転できる状態ではなかったので、泣く泣く、個人タクシーさんにそのお客様を譲ってしまいました。深夜の渋谷〜小田原間なら４万円弱いくでしょうね。しっかりと天気予報確認しておくべきだったと反省。この日の大雪予報を知っていた賢い運転手さんたちは皆、雪の降る前に一旦会社に戻り、スタッドレスタイヤに交換していたそうです。普通の運転手の２日分をガッポリ稼いだそうです。天気予報を把握して、お客様の流れを先につかむことも重要です。

◆当然ですが、交通情報を事前に把握しておくことも大切。いつでも「道のプロ」である自覚を持ってください。