タクシーの仕事>初心者に教えます！稼ぐための基本�A

◆平日の暇な日の売り上げを上げるコツは、時間と場所と走り方を特に「考える」必要があります。忘年会シーズンの夜は何も考えなくても、お客様のほうからタクシーを探して走ってきてくれますから、ラクです。そんな日は一年のうち、数える程度でしょう。休日や月曜日の深夜の長距離のお客様には感謝せねばいけません。その一本で昼間の劣勢を大逆転できますからね。もちろん長距離を期待するのは現実的ではないので、朝から夕方５時までに、一日の売り上げノルマを見据えた土台を作るべきです。

◆どんなに暇な日でも、まじめに「考えて」流して走れば、４万円台半ばはいくでしょう。暇な日の深夜は大手出版・印刷・メディア関係のビルの出入り口あたりで待機するのも手です。これらの業界は２４時間誰かが働いていますから、夜が明ける頃になると、とんでもない程の長距離が出たりもします。また、これらの業界はお盆や正月も狙い目です。

◆休日・月曜日の売り上げ数字はどのタクシー会社も厳しいですが、ものすごい暇な日でも必ず各営業所に２〜３人はずば抜けて良い数字の乗務員がいます。本人たちにとってみれば、忙しい１日(少なくとも嬉しい１日)だったに違いありません。ですので、「今日は暇だ」と言っても全ての乗務員がそうではないのです。半ば気のせいなのです。こんな日は自分だけは忙しいと思って仕事してください。